【S5最終89位】砂パラドックス改【SVダブル】
こんにちは、すずまるです。
PJCS2023の予選に向けて少しの間ダブルバトルをしていました。
予選抜けはできませんでしたが、楽しかったので備忘録代わりに記事を残します。
【ルール】
レギュレーションC
パルデア図鑑No.001〜398使用可能
【結果】
シーズン5
TN まる2 最終89位 Rate1935
【使用構築】
【構築経緯】
1.
ダブルバトルの経験が少ないため、前のめりで使いやすそうな構築を探したところ、レギュレーションBのSHUSUKE氏の並びを見つけた
テツノドクガの枠をスカーフイーユイにすると面白そうだと思い、この6匹でPJCS予選(第1回)に参加した
2. の型変更
PJCS予選(第1回)では、全人類が寿司対策をしていて全然勝てなかった
また、イルカマンが非常に重かった(全敗)
PJCS予選(第2回)までの準備期間が短かったため、あまり並びを変えずにイルカマンを対策する方法を探り、mumemo氏の構築を参考にしてシャリタツの特性を呼び水に変更した
ヘイラッシャもmumemo氏の型に変更した
3. →
PJCS予選(第2回)では、イルカマンには勝てるようになった(全勝)
しかしイルカマンの個体数減少と、欠伸ヘイラッシャを使いこなせなかったことが原因で、勝率を伸ばすことができなかった
の変更を検討し、他4匹が素早さ操作に弱いことから、高耐久アタッカーを採用したいと考えた
強いと噂のの採用を考えたところ、ディンルーにラムの実を持たせることで、重かった毒菱やウインバレル等に強く出られることが分かった
ディンルーを水テラスにすることで、呼び水シャリタツのような「見えないイルカマン対策」とすることができた
完成
【個体紹介】
● バンギラス
陽気AS
砂始動としての役割だけではなく、高火力アタッカーとして活躍した。
最初は相手のバンギルガンが重いため半ばヤケクソで最速にしたのだが、最速は考慮されないのかウインディ、ギャラドス、カイリュー、コノヨザル等の上を取れることが多く、とても強いと感じた。
岩雪崩(ルガルガン)+ダメ押しは、無振りガブリアス程度の耐久なら確定で倒せるため、等倍のポケモンを押し切るために使用した。飛行テラバーストは、主にコノヨザルやイダイナキバに打った。
● ルガルガン
陽気AS
追い風や相手のバンギルガンに有利を取りたいことから、こちらも最速にした。そのため、バンギルガンミラーでは先制の爪バンギラス以外には負けなかった(1敗)。
テラス岩雪崩(ダブルダメージ)+砂ダメで、耐久無振りパオジアンを87.5%で倒すことができる岩テラスで採用した。
バンギルガンの並びは、初手に威嚇や岩半減を合わせられることが多かったため、裏から出すことが多かった。
● ハバタクカミ
臆病CS
高火力と守るが両立できる命の珠で採用した。珠ダメは気になったが、放置されにくいため守るがとても強かった。
火力を上げつつ、シャドボ等倍や不意打ち半減にすることができる妖テラスで採用した。
バンギルガンが初手に岩半減を誘うが、環境にいる岩半減は妖弱点であることが多いため、非常に噛み合っていた。初手のハバタクカミで圧力をかけて相手のディンルーにテラスを切らせ、裏のバンギルガンの一貫を作る「お前テラス切れ作戦」が強かった。
● イーユイ
HB: 特化カイリューの鉢巻テラス神速を最高乱数切り耐え、特化イルカマン(ナイーブ)の鉢巻ジェットパンチ最高乱数切り耐え
HD: 臆病テツノツツミのハイドロポンプ最高乱数切り耐え
S: スカーフ込みで最速テツノツツミ+2
C: あまり
ハバタクカミと並べて、カタストロフィ+ムーンフォース(シャドーボール)で、重いポケモンを上から確実に処理する動きが強かった。カタストロフィを外さなければ非常に強かった。
テツノカイナ+トリックルームの並びに対して、猫騙しを透かしながらトリル役を処理するために霊テラスで採用した。
耐久振りのおかげで、先制技やブーストテツノツツミに怯えずに選出できた。上からの高火力には弱いので、追い風やバンギルガン相手には選出を控えた。
● ディンルー
A特化
S: 無振りテツノカイナ+2
H: 16n-1
ラムの実を持たせることで、毒菱やウインバレル等を対策することができた。水テラスは耐性が優秀であり、イルカマンやヘイラッシャ等の対策としても活躍した。
S振りのおかげで、ほとんどの相手のディンルーの上から行動できたのが偉かった。突撃チョッキの使用率が高いためか、守るを読まれることが少なかった。
カイリューや飛行テラスバンギラスの隣で、地震を打つのが単純に強かった。
● カイリュー
A特化
S: 準速バンギラス+1
H: あまり
バンギラスと同居可能なゴーグルカイリュー。ラムディンルーと並べて、環境に多いモロバレルを置物にすることができる。
他のポケモンにテラスタルを切ることが多かったため、テラスせずに打てる飛行技として燕返しを採用した。けたぐりは主にディンルーの処理に役立った。神速は削れたポケモンを縛れるのが強かった。
ノーマルテラス神速と飛行テラス燕返しが同威力であるため、最大火力を優先度+2で打てるノーマルテラスで採用した。こだわり鉢巻の使用率が高いためか、守るを読まれることが少なかった。
【選出】
● ++
先発
後発
先発はウインディの威嚇対策のため
イルカマンを放置して隣のポケモンを倒し続ける
最後に水テラスディンルーでイルカマンを処理
● +トリックルーム
先発
後発
霊テラスカタストロフィ+ムーンフォース(シャドーボール)でトリル役を処理
トリルされてしまった際は、で枯らしてを再展開
● (, )+ ()
先発
後発
追い風+地震を押してくるので、ルガルガンの岩雪崩で追い風役に負荷をかけつつ、飛行テラバースト(飛行テラスダメ押し)で地震役を処理
後発は素早さ操作に強めな
● +
先発
後発
岩雪崩連打
後発がラムの実と飛行タイプのため、毒化粧は気にしなくて良い
● +
先発
後発
大体初手バンギルガンミラーになる(有利)
後発はバンギルガンに抗える
● +
先発
後発
天候を取るために後発
は両方氷弱点のためお留守番
【後語り】
ここまで読んでくれた方は既に気が付いているかもしれませんが、この構築はとても命中不安技が多いです。
ただ、やることがはっきりしていて運勝ち要素もあるため、自分のようなダブルバトルの経験が少ない人には使いやすい構築だと思いました。
PJCS予選(第3回)は諸事情で対戦数をあまり消化できなかったのですが、想像以上に構築の完成度を高められたので楽しかったです。
構築相談に乗ってくれたはりゃん氏、いつも通話に付き合ってくれる牧場のみんな、とんこつはうすのみんな、本当にありがとうございました。
応援してくれた皆さんもありがとうございました。
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