すずまるブログ

ポケモン剣盾ランクバトル

【S14最終96位】ランドカイナ2【SVシングル】

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こんにちは、すずまるです。

SVでは対面構築ばかり使っていましたが、全然勝てていませんでした。

げろりん氏にランドカイナのサイクルが強いと教えてもらったので、今期は自分もサイクル構築を使用しました。

gerorinpoke.hatenablog.com

 

【ルール】

レギュレーションF

藍の円盤環境

 

【結果】

TN  まる2  最終96位  Rate2117

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【使用構築】

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【構築経緯】

1.

コンセプトであるHDランドロスとHBテツノカイナから構築スタート

高速高火力アタッカーとして、話題になっていたステラ眼鏡ハバタクカミを採用

ランドロスとテツノカイナで攻撃を受け、後攻とんぼ返りorボルトチェンジで相手を削りながらハバタクカミを展開するサイクルが完成した
 

2. 

ハバタクカミの通りが悪い時のアタッカーと受けサイクル破壊を兼ねて、鉢巻パオジアンを採用

 

3. 

鉢巻と剣舞 (ビルド) の水ウーラオスが重かったので、牽制目的で水オーガポンを採用

このポケモンが構築にいるおかげ (だと思っている) で、選出される水ウーラオスはほとんどがスカーフ型だった

スタン相手には選出せず、キョジオーン軸や雨パ等に対して選出できる型にした

 

4. 

テツノツツミやディンルー等の、ランドカイナではサイクル不利になるポケモンの相手をするためにHCポリゴン2を採用

毒テラスで採用することで毒菱サイクルにも強く出られた

 

完成 


【個体紹介】
ランドロス (れいじゅう)

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生意気HD

 

特殊相手に強い枠。今期はブリジュラスに強いことも追い風だった。

初手等で物理アタッカーと対面した際は、威嚇を入れてからテツノカイナに引くことで被ダメージを抑えることができる。

草結びは主に暁ガチグマに打った。S実数値99のおかげでカイリューやブリジュラスに後攻とんぼ返りをすることができた。

ラスタルはほとんど使わなかったが、ハバタクカミの相手をすることが多いので鋼テラスで採用した。

HDチョッキのおかげでイーユイ以外の氷テラバーストはほぼ耐えることができた。この構築に初手出しされるSブーストハバタクカミはほぼ確実に氷テラバだったので、岩石封じ→ハバタクカミ素引きでランドロスを残して処理することができた。

 

● テツノカイナ

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S: 50族、暁ガチグマ意識

残りHB

 

物理相手に強い枠。環境に多い水ウーラオスやパオジアンにタイプが強い。

有利対面でボルトチェンジを選択することが多いが、ランドロスや暁ガチグマをよく投げられるので注意が必要。

基本的には暁ガチグマに居座ることはないが、サイクルが苦しい時に上から倒せたら嬉しいので少しSに努力値を回した。

水流連打や氷柱落としを半減するために水テラスで採用した。役割集中でテツノカイナから崩される負けパターンが多かったので、状況に応じて水テラスする必要があった。

 

● ハバタクカミ

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臆病CS

 

最強ポケモン。ステラの火力上昇は非常に強力だが、使用タイミングを見極める必要があると感じた。

Sブーストハバタクカミ相手には、ランドロスで岩石封じを入れてからこのポケモンを展開することもあったので最速で採用した。

 

● パオジアン

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意地AS

 

最強ポケモンその2。ワンパンできる範囲を広げるために悪テラスで採用した。

サイコファングは壁破壊した回数よりも、格闘テラスしたクレベースを破壊した回数の方が多かった。

先制技は不意打ちと選択だが、氷の礫の方が使い勝手が良かった。

 

● オーガポン (いどのめん)

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S: 準速ウーラオス+1

Hぶっぱ残りA

 

水ウーラオス牽制ポケモン。スカーフ型はたくさん選出されたが、鉢巻型と剣舞 (ビルド) 型の選出率を下げてくれた。最終日は鉢巻0回、剣舞1回 (敗北) だった。

スタン相手には選出しないので、キョジオーン軸や雨パ等に対して選出できる型にした。

元々この枠には隠密マントのドオーを採用していたが、鉢巻水ウーラオスが初手から水テラス水流連打を押してきたりと、あまりにも舐められたので変更した。

 

● ポリゴン2

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C特化

HB: 特化ウーラオスインファイト87.5%耐え

S: 60族意識

 

テツノツツミやディンルー等の、ランドカイナではサイクル不利になる相手を処理するポケモン

トリルガチグマやイダイトウ等のパン工場構築に対しても活躍した。

舐められがちだがダウンロードC上昇後の火力は馬鹿にならない。有象無象をたくさん破壊してくれた。

毒菱耐性を付けるために毒テラスで採用したが、格闘・妖耐性としても活躍した。

 

【選出】

基本選出 

通りが悪い・受けサイクル → 選出

→ 選出

ドヒドイデ選出


【後語り】
SVシングル初2桁が取れました!わーい

苦手意識のあったランドロスと和解できたことが個人的には嬉しいです。

ランドカイナを教えてくれたげろりん氏、一緒に構築を考えてくれた林氏、水流連打を何度も受け止めてくれた芦田氏、いつも通話に付き合ってくれる牧場のみんな、とんこつはうすのみんな、本当にありがとうございました。

応援してくれた皆さんもありがとうございました。

 

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【S5最終89位】PJCS予選構築【SVダブル】

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こんにちは、すずまるです。

PJCS予選があったので、少しの間ダブルバトルをしていました。

予選抜けはできませんでしたが、楽しかったので備忘録代わりに記事を残します。

 

【ルール】

レギュレーションC

パルデア図鑑No.001〜398使用可能

 

【結果】

シーズン5

TN  まる2  最終89位  Rate1935

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【使用構築】

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【構築経緯】

1. バンギラスヘイラッシャシャリタツハバタクカミ

ダブルバトルの経験が少ないため、前のめりで使いやすそうな構築を探したところ、レギュレーションBのSHUSUKE氏の並びを見つけた

liberty-note.com

テツノドクガの枠をスカーフイーユイにすると面白そうだと思い、この6匹でPJCS予選(第1回)に参加した

 

2. ヘイラッシャシャリタツの型変更

PJCS予選(第1回)では、全人類が寿司対策をしていて全然勝てなかった

また、イルカマンが非常に重かった(全敗)

PJCS予選(第2回)までの準備期間が短かったため、あまり並びを変えずにイルカマンを対策する方法を探り、mumemo氏の構築を参考にしてシャリタツの特性を呼び水に変更した

ヘイラッシャもmumemo氏の型に変更した

pokemumemo.hateblo.jp

 

3. ヘイラッシャシャリタツディンルーカイリュー

PJCS予選(第2回)では、イルカマンには勝てるようになった(全勝)

しかしイルカマンの個体数減少と、欠伸ヘイラッシャを使いこなせなかったことが原因で、勝率を伸ばすことができなかった

ヘイラッシャシャリタツの変更を検討し、他4匹が素早さ操作に弱いことから、高耐久アタッカーを採用したいと考えた

強いと噂のディンルーカイリューの採用を考えたところ、ディンルーにラムの実を持たせることで、重かった毒菱やウインバレル等に強く出られることが分かった

ディンルーを水テラスにすることで、呼び水シャリタツのような「見えないイルカマン対策」とすることができた

 

完成 バンギラスハバタクカミイーユイディンルーカイリュー

 

【個体紹介】

バンギラス

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陽気AS

 

砂始動としての役割だけではなく、高火力アタッカーとして活躍した。

最初は相手のバンギルガンが重いため半ばヤケクソで最速にしたのだが、最速は考慮されないのかウインディギャラドスカイリュー、コノヨザル等の上を取れることが多く、とても強いと感じた。

岩雪崩(ルガルガン)+ダメ押しは、無振りガブリアス程度の耐久なら確定で倒せるため、等倍のポケモンを押し切るために使用した。飛行テラバーストは、主にコノヨザルやイダイナキバに打った。

 

ルガルガン

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陽気AS

 

追い風や相手のバンギルガンに有利を取りたいことから、こちらも最速にした。そのため、バンギルガンミラーでは先制の爪バンギラス以外には負けなかった(1敗)。

テラス岩雪崩(ダブルダメージ)+砂ダメで、耐久無振りパオジアンを87.5%で倒すことができる岩テラスで採用した。

バンギルガンの並びは、初手に威嚇や岩半減を合わせられることが多かったため、裏から出すことが多かった。

 

● ハバタクカミ

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臆病CS

 

高火力と守るが両立できる命の珠で採用した。珠ダメは気になったが、放置されにくいため守るがとても強かった。

火力を上げつつ、シャドボ等倍や不意打ち半減にすることができる妖テラスで採用した。

バンギルガンが初手に岩半減を誘うが、環境にいる岩半減は妖弱点であることが多いため、非常に噛み合っていた。初手のハバタクカミで圧力をかけて相手のディンルーにテラスを切らせ、裏のバンギルガンの一貫を作る「お前テラス切れ作戦」が強かった。

 

● イーユイ

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HB: 特化カイリューの鉢巻テラス神速を最高乱数切り耐え、特化イルカマン(ナイーブ)の鉢巻ジェットパンチ最高乱数切り耐え

HD: 臆病テツノツツミのハイドロポンプ最高乱数切り耐え

S: スカーフ込みで最速テツノツツミ+2

C: あまり

 

ハバタクカミと並べて、カタストロフィ+ムーンフォース(シャドーボール)で、重いポケモンを上から確実に処理する動きが強かった。カタストロフィを外さなければ非常に強かった。

テツノカイナ+トリックルームの並びに対して、猫騙しを透かしながらトリル役を処理するために霊テラスで採用した。

耐久振りのおかげで、先制技やブーストテツノツツミに怯えずに選出できた。上からの高火力には弱いので、追い風やバンギルガン相手には選出を控えた。

 

● ディンルー

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A特化

S: 無振りテツノカイナ+2

H: 16n-1

 

ラムの実を持たせることで、毒菱やウインバレル等を対策することができた。水テラスは耐性が優秀であり、イルカマンやヘイラッシャ等の対策としても活躍した。

S振りのおかげで、ほとんどの相手のディンルーの上から行動できたのが偉かった。突撃チョッキの使用率が高いためか、守るを読まれることが少なかった。

カイリューや飛行テラスバンギラスの隣で、地震を打つのが単純に強かった。

 

カイリュー

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A特化

S: 準速バンギラス+1

H: あまり

 

バンギラスと同居可能なゴーグルカイリュー。ラムディンルーと並べて、環境に多いモロバレルを置物にすることができる。

他のポケモンにテラスタルを切ることが多かったため、テラスせずに打てる飛行技として燕返しを採用した。けたぐりは主にディンルーの処理に役立った。神速は削れたポケモンを縛れるのが強かった。

ノーマルテラス神速と飛行テラス燕返しが同威力であるため、最大火力を優先度+2で打てるノーマルテラスで採用した。こだわり鉢巻の使用率が高いためか、守るを読まれることが少なかった。

 

【選出】

● イルカマンウインディモロバレル

先発  

後発  

先発はウインディの威嚇対策のため

イルカマンを放置して隣のポケモンを倒し続ける

最後に水テラスディンルーでイルカマンを処理

 

● トリックルーム

先発  

後発  

霊テラスカタストロフィ+ムーンフォース(シャドーボール)でトリル役を処理

トリルされてしまった際は、で枯らしてを再展開

 

● イダイナキバ (セグレイブガブリアス)+ファイアロー (ヤミカラス)

先発  

後発  

追い風+地震を押してくるので、ルガルガンの岩雪崩で追い風役に負荷をかけつつ、飛行テラバースト(飛行テラスダメ押し)で地震役を処理

後発は素早さ操作に強めな

 

● キラフロル

先発  

後発  

岩雪崩連打

後発がラムの実と飛行タイプのため、毒化粧は気にしなくて良い

 

● 

先発  

後発  

大体初手バンギルガンミラーになる(有利)

後発はバンギルガンに抗える

 

● 

先発  

後発  

天候を取るために後発

は両方氷弱点のためお留守番

 

【後語り】

ここまで読んでくれた方は、既に気が付いているかもしれませんが、この構築はとても命中不安技が多いです。

ただ、やることがはっきりしていて運勝ち要素もあるため、自分のようなダブルバトルの経験が少ない人は使いやすいと思いました。

PJCS予選(第3回)は諸事情で満足に対戦できなかったのですが、想像以上に構築の完成度を高められたので楽しかったです。

構築相談に乗ってくれたはりゃん氏、いつも通話に付き合ってくれる牧場のみんな、とんこつはうすのみんな、本当にありがとうございました。

応援してくれた皆さんもありがとうございました。

 

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【S33最終40位】対面ゼルネホウオウ【剣盾シングル】

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こんにちは、すずまるです。

禁止伝説2匹ルールもこのシーズンが最後なので頑張りました。

使用構築は、ヨゾラ氏のS30の構築、える氏のS31の構築を参考にさせていただきました。

yozora-pkm.hatenablog.com

ellery-73.hatenablog.com

 

【ルール】

シリーズ12

禁止伝説ポケモン2匹使用可能

 

【結果】

TN  sN    最終40位  Rate2017

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【使用構築】

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【構築経緯】

1. ホウオウミミッキュ

コンセプトである基本選出3匹から構築スタート

ダイスチルB↑でザシアンの巨獣斬+電光石火を耐えて返り討ちにできるHBゼルネアス

ゼルネアスがジオコントロールを積む前にザシアンと対面してしまった時の引き先になり、高耐久&高速アタッカーでもあるスカーフホウオウ

ホウオウが倒し損ねたザシアンを削りきるための先制技を持ち、対面性能が高い珠ミミッキュ

 

2.

基本選出ではカイオーガに勝てないため対策が必要

ラッキーやナットレイでは珠カイオーガが受からないので、水無効枠としてHDトリトドンを採用

 

3.

ムゲンダイナやホウオウ絡みのサイクルを破壊できる枠としてチョッキドサイドンを採用

サンダー、ルギア、ゼクロムなどにも強い枠として活躍した

 

4. テッカグヤ

ほぼ全ての日食ネクロズマに勝てる枠としてHBテッカグヤを採用

ランドロスナットレイバンギラスなどの相手をすることもあった

 

5. ヌオー

配信者のミーシー氏が貯水ヌオーを使っているのを見て、水無効枠をトリトドンからヌオーに変更

構築にヌオーがいるおかげで、初手のゼルネアスザシアン対面でワイルドボルトを押される回数が激減した

 

完成

 

【個体紹介】

● ゼルネアス

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HB: ダイスチルB↑で特化ザシアンの巨獣斬+電光石火をほぼ耐える

(巨獣斬348〜412ダメージ、電光石火24〜29ダメージ)

S: ジオコントロール後にS実数値181までのスカーフ黒バドレックス抜き

 

元ネタは、シグマ氏のS29のHBゼルネアスである。

shigumaaa.hatenablog.com

ザシアンをダイスチルB↑で突破した後、裏に負荷をかけて最低でも1.5匹倒せるというコンセプトだが、ザシアンの巨獣斬+電光石火を耐えた後に上からスカーフ黒バドレックスのアストラルビットで倒されて負ける試合が何度もあったため、ほとんどのスカーフ黒バドレックスを抜けるまでSを伸ばした。

また、構築単位でホウオウが重かったため、有利対面でジオコントロールを積めればホウオウごと貫けるように雷を採用した。対ザシアンカイオーガなどでは、雷採用のおかげで勝てる試合もあった。ドレインキッスは採用していれば打つこともあったが、勝敗に影響する試合はほぼ無かったため、不採用でもあまり困らなかった。

初手ダイマポケモン(ランドロスなど)や初手に来ることが多いウーラオスに強いため、初手性能がとても高いポケモンだった。

日食ネクロズマナットレイに関しては突破が困難である。それらがいる構築には無理に通そうとせず、選出するとしてもきついポケモンの対策枠としての役割に留めた。

 

● ホウオウ

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A: B無振りザシアンに聖なる炎が152〜182ダメージ

S: スカーフ込みで最速黒バドレックス+1

H: 余り(3n+1)

 

ザシアンに強いだけでなく、汎用性が高い高耐久&高速アタッカー。高耐久と再生力のおかげで、ある程度受け出しが可能。ザシアンをワンパンするのは厳しいが、ミミッキュやゼルネアスで削りを入れれば倒すことができる。

初手に出してサンダーなどの特殊アタッカーと対面してしまった場合、光の壁を貼ってから裏に引く動きができた。

最初はスカーフカイオーガと同速勝負ができるという理由でASぶっぱで使用していたが、そんな状況は一度も起こらなかった。耐久を少し振ることで、ダイマックス時に特化水ウーラオスの水流連打+アクアジェットをほぼ耐えることができた。

ゼルネアスがメタモンにコピーされた際の対策枠としても活躍した。

 

● ヌオー

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HB: 特化ザシアンのじゃれつく最高乱数切り耐え

D: 余り

 

カイオーガ対策枠。相手の構築によってはウオノラゴン受けとして選出することもあった。他の水無効枠と比べると数値は劣るが、ヌオーであることにメリットがあった。

メリット1点目は、カイオーガの水技を必ず1回は透かせることである。トリトドンを使っていた時は、初手からトリトドン交代読みの行動をされることも多かった。ヌオーを採用してからは必ず1回は水技を透かすことができ、安全に欠伸ループに持ち込むことができた。ヌオーを倒すことを優先して相手がポケモンを眠らせてきた場合、ジオコントロールの起点になり、ゼルネアスと非常に相性が良かった。

メリット2点目は、構築内のザシアン受けをヌオーだと誤認させられることである。トリトドンを使っていた時は、初手にゼルネアスザシアン対面ができてしまった際に、ホウオウ交代に合わせてワイルドボルトを押されて負けに直結する試合が無視できない数存在した。ヌオーを採用してからはその回数が激減し、ホウオウ交代の安定感が高まった。

残飯瞑想カイオーガの身代わりを壊すために、のろいを採用している。カイオーガ、ザシアン、水ウーラオスのような選出を、ヌオー1匹で破壊することもあった。

滝登り/のろい/ド忘れ/自己再生のような要塞型も考えたが、急所氷絶対零度に怯えたくないので今回の技構成に落ち着いた。

 

ドサイドン

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A: 耐久無振りムゲンダイナに地震が乱数1発(81.2%)

HD: 特化ムゲンダイナのダイマックス砲高乱数2耐え(98.1%)、眼鏡流星群確定耐え

 

ムゲンダイナやホウオウ絡みのサイクルを破壊する枠。元々は剣舞ランドロスの採用を考えていたが、ムゲンダイナの眼鏡ダイマックス砲でワンパンされてしまうため、アタッカー型と耐久型のムゲンダイナの両方に有利を取れるポケモンを採用する必要があった。

1. アタッカー型ムゲンダイナに対面でほぼ勝てる

2. 耐久型ムゲンダイナにリフレクター自己再生で粘られても角ドリルを複数回打てる

3. 珠ホウオウのダイマックスに後投げ可能

4. 聖なる炎で火傷してもタイプ一致岩技でホウオウに勝てる

以上の4点からチョッキドサイドンを採用した。

また、サンダー、ルギア、ゼクロムなどに強い枠としても活躍した。炎のパンチを採用することで、よく選出されるナットレイにも強くなった。

 

テッカグヤ

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S: 60族やミラー意識

HB: 余り

 

日食ネクロズマに後投げして、宿木の種身代わり守るをするポケモン。ロックブラスト非採用ネクロズマにはTODをしかけ、ロックブラスト採用ネクロズマは火炎放射やダイバーンで倒す。

残飯と宿木回復のおかげで、サイクルを回されても日食ネクロズマに何度も後投げできる点が強かった。交代先にも宿木の種が入るため、有利なサイクルを回すことができた。

ランドロスナットレイバンギラスなどの相手をするために選出することもあった。

 

ミミッキュ

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意地AS

A: B無振りザシアンに影打ちが35〜43ダメージ

 

ザシアンに削りを入れるための先制技を持ち、対面性能が高いポケモン。黒バドレックスに強いところも良い。火力が欲しいため意地っ張りで採用したが、Sの遅さはほとんど気にならなかった。

ゴーストダイブのラグをデメリットに感じることの方が多かったため、シャドークローを採用した。

型破り効果の技や特性を持つポケモンに気を付ければ、非常に強いポケモンだった。

 

【選出】

基本選出

カイオーガ()→選出

ルギアゼクロムムゲンダイナ選出

ソルガレオネクロズマ(日食)選出

 

【後語り】

禁止伝説2匹ルールの最後に結果を残すことができてとても嬉しいです。

レート2000で保存しようとしていた僕を鼓舞してくれた林氏、貯水ヌオーを使うきっかけをくれたミーシー氏、いつも通話に付き合ってくれる牧場のみんな、とんこつはうすのみんな、本当にありがとうございました。

応援してくれた皆さんもありがとうございました。

 

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【S25最終57位】バンドリ黒馬【剣盾シングル】

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こんにちは、すずまるです。

今期はザシアン軸とゼクロム軸を考えましたが、どちらも納得のいく構築ができませんでした。

環境調査に使用した、せろ氏のS24の構築の使用感がとても良かったため、最終日もほぼ元構築のまま使わせていただきました。

ser0p0ke.hatenablog.com

 

【ルール】

シリーズ11

竜王戦ルール (2回目)

 

【結果】

TN  わふうケバブ    最終57位  Rate2021

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【使用構築】

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バドレックス(こくば) 193(140)-81-114(108)-236(236)-121(4)-173(20)

f:id:poke50:20220101233630p:plain 197(252)-x-150(252)-145-111(4)-119

f:id:poke50:20220101233735p:plain 201(204)-193(172)-131(4)-x-133(100)-85(28)

f:id:poke50:20220101233900p:plain 185-205(252)-81(4)-x-85-140(252)

エースバーン 155-168(252)-95-x-96(4)-188(252)

ウーラオス 175-182(252)-120-x-81(4)-163(252)

 

【元構築からの変更点】

1. エースバーン

相手のエースバーンが重いため、ミラー意識で陽気に変更

遅いザシアンを上から殴れる点も良かった

 

2. f:id:poke50:20220101233630p:plain

ミラーで下からボルトチェンジができるように、S実数値119の個体を使用

 

3. バドレックス(こくば)f:id:poke50:20220101233735p:plain

元構築のレンタルパーティと何度もマッチングしたので、S実数値を1伸ばした

 

【後語り】

自分で考えた構築がとても弱かったので、強い構築を組めるようになりたいです。

構築相談や通話をしてくれた牧場のみんな、ありがとうございました。

応援してくれた皆さんもありがとうございました。

 

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【S21最終56位】HB蒼響スタン【剣盾シングル】

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こんにちは、すずまるです。

自分の構築でレート2100を達成したので記事を残す事にしました。

シリーズ最初のシーズンで結果を出せたのがとても嬉しいです。

 

【ルール】

シリーズ10

禁止伝説ポケモン1匹使用可能

ダイマックス不可

 

【結果】

TN  sN    最終56位  Rate2111

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【使用構築】

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技配置はメタモン意識

コピーされた際に押されても良い技を1番上にした

 

【構築経緯】

1. ザシアンウオノラゴン

優秀なタイプを持ち、対応範囲の広いザシアンから構築スタート

ザシアン受けを破壊できるポケモンとして鉢巻ウオノラゴンを採用

 

2. カプ・コケコランドロス(霊獣)

麻痺やステルスロックを入れれば、鉢巻ウオノラゴンで受けルも破壊できると想定

電磁波を撒けてカイオーガにも強そうな襷カプ・コケコを採用

ステルスロックを撒けてザシアン受けもできるHBランドロスを採用

 

3. ブラッキー

ここまでで黒バドレックスがとても重いためHDブラッキーを採用

レシラム、ホワイトキュレムルナアーラなどに投げられる特殊受けクッションにもなった

 

4. ヒートロトム

受け先を用意してもザシアンと黒バドレックスがまだ重いと感じた

この2匹を上から縛れる+対面操作技を持つポケモンとして、スカーフヒートロトムを採用

スカーフランドロスも条件を満たすが、地面技よりも炎技の方が通りが良いと感じた

 

5. カプ・コケコボルトロス

襷カプ・コケコの汎用性が低いため、ゴツメボルトロスに変更

ザシアン軸に選出できるようになり、麻痺とゴツメダメージをばら撒く動きが強かった

ボルトロスに変更したことで、後投げから加速バトンを止めることができるようになった

 

6. ランドロス(霊獣)マンムー

ボルトロスの採用によりランドロスの選出が激減

地面枠であり、構築単位で重いHBサンダーに強い襷マンムーに変更

 

完成 ザシアンブラッキーボルトロスマンムーヒートロトムウオノラゴン

 

【個体紹介】

● ザシアン(剣の王)

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HB: 陽気ガラルヒヒダルマフレアドライブ最高乱数切り耐え、陽気ウーラオスインファイト確定3発

HD: 臆病黒バドレックスの眼鏡アストラルビット確定耐え

S: 実数値170付近の耐久ムゲンダイナ意識

A: あまり (陽気ASザシアンのAと同程度)

 

中途半端にSを振ってミラーで上を取られるのは弱いため、Sをほとんど振らないザシアンを考えた。ウーラオスに不利対面を取った瞬間負けに繋がるのが嫌だったので、物理耐久に厚くした。ガラルヒヒダルマ対面で強気に技選択できるのも強かった。

ワイルドボルトはホウオウ、カイオーガドヒドイデテッカグヤウルガモスなどに打った。ゴツメ鋼枠をよく投げられるのでインファイトを炎の牙にすることは考えたが、最終日に何度か選出されたHBポリゴン2の突破手段がなくなると困るのでインファイトのまま使用した。

理由は後述するが、初手にウーラオスを置かれることが多かったため、ウーラオス入りには初手から出すことが多かった。

 

ブラッキー

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生意気HD

S: 最遅固体

 

主に黒バドレックスに投げてバトンタッチをするだけのポケモン。バトンタッチはほとんど読まれず、簡単に有利対面を作り出すことができた。後攻バトンのために最遅固体を使用したが、最遅が役に立ったことは一度もなかった。

黒バドレックスのためだけに採用したが、レシラム、ホワイトキュレムルナアーラなどに対しても強く出られた。ただホワイトキュレム絶対零度を打ってくる個体もいるので、あまり悠長な行動はできなかった。

最初は欠伸ではなくバークアウトを採用していたが、打ちたい場面がなかったので欠伸に変更した。バトンタッチが強すぎるので、欠伸もあまり打つ機会はなかった。

 

ボルトロス(化身)

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図太いHB

 

禁止伝説に麻痺やゴツメダメージを入れる動きが非常に強かった。ムゲンダイナやゼルネアスに麻痺を入れたり、相手のザシアンにゴツメを触らせて巨獣斬や地震の圏内に入れたりした。

ボルトロスザシアン対面で交代を読んでボルトチェンジを押せた試合はとても有利に進められた。相手のHBランドロスの蜻蛉帰りに合わせて投げて、無理やり巨獣斬圏内に入れるなど柔軟なプレイングで勝利したこともあった。

ねばねばネットやバトンタッチを悪戯心挑発で止められるのも非常に強力だった。

また、終盤に何故か流行したカバノラゴン+ザシアンに対して、どの対面でも仕事をこなすことができるのでとても心強かった。

 

マンムー

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やんちゃAS (フリーズドライ採用)

 

構築に最後に入ってきた環境ぶっ刺さりポケモン。最終日3日前くらいから使い始めたが、このポケモンを採用していなかったらレート2100は絶対に無理だった。HBサンダーの突破方法がウオノラゴンのエラがみくらいしかなかったので、HBサンダーに強い地面枠が欲しくて採用した。

特性鈍感によって威嚇が効かないのが非常に強く、ザシアン+ランドロスの並びに強く出られた。このポケモンを採用したおかげでイベルタル、ジガルデ、ネクロズマ(黄昏)、ムゲンダイナなどの禁止伝説にも圧力をかけられるようになった。

最初はステルスロックを撒くことを考えていたが、フリーズドライを採用することで、このポケモン自身でサイクルを破壊することができた。フリーズドライはウオノラゴンも縛ることができ、非常に強力だった。

このポケモンを採用してから、初手マンムー読みなのか、初手にウーラオスを出される回数が明らかに増えた。初手をザシアンにすることで出し勝ちを量産することができた。

 

ロトム(ヒート)

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臆病CS

 

スカーフを持たせることで、ザシアンと黒バドレックスに上から抜群をつくことができるポケモン。悪の波動は黒バドレックスを確定では落とせないため、対面ではボルトチェンジを打つようにした。

また、ザシアンミラーでロトムを後投げすることが何度もあった。巨獣斬のタイミングでは後出しが可能である。じゃれつく+電光石火は乱数で落とされるので注意が必要。

数値が足りないポケモンなので雑に使うと活躍させられないが、炎技の通りは良かったためとても強いポケモンだと感じた。

トリックはあまり打たなかったので10万ボルトにしても良いかもしれない。

 

● ウオノラゴン

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意地AS

 

破壊兵器ウオノラゴン。終盤このポケモンを対策していない構築は少なかったので、選出頻度は落ちてしまった。しかし、とても高い選出誘導能力と、対策が甘い構築を簡単に破壊できる点が素晴らしかったため使い続けた。

噛み砕くはネクロズマ(黄昏)+貯水ポケモンの並びを崩すために採用。

サイコファングドヒドイデやムゲンダイナへの交代読みで使用した。どちらも一撃では落とせないが、サイクルを回しながら負荷をかけ続けるためには必要な技だった。

また、炎と水が1/4である耐性も素晴らしいため、カイオーガや炎タイプの対策としても活躍した。

 

【選出】

ネクロズマ(黄昏)軸以外には、ほぼ全試合ザシアンを選出した。

カイオーガ軸にはウオノラゴン、ムゲンダイナ軸にはマンムー、黒バドレックス軸にはブラッキーを選出するように意識していた。

それ以外は毎回相手の構築に合わせて選出していた。

 

【後語り】

1度レート2000に乗せてから1800付近まで落としてしまったのが非常に苦しかったです。最後まで諦めずに頑張ることができて良かったです。

構築相談に乗ってくれた牧場のみんな、本当にありがとうございました。

応援してくれた皆さんもありがとうございました。

 

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【S19最終79位】防寒対策【剣盾シングル】

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こんにちは、すずまるです。

今期は人様の構築を改変して使用したので、メモ程度の記事にしたいと思います。

初めて使う対面構築でしたが、とても使いやすかったです。

 

【ルール】

シリーズ9

カンムリ環境 (2回目)

 

【結果】

TN  sN    最終79位  Rate2006

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【使用構築】

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エースバーン 155-168(252)-95-x-96(4)-188(252)

ドラパルト 163-172(252)-95-108-96(4)-213(252)

カプ・レヒレ 145-x-136(4)-147(252)-150-150(252)

ポリゴン2 189(228)-x-110-172(252)-115-84(28)

ジバコイル 145-x-135-200(252)-111(4)-112(252)

ドサイドン 191(4)-211(252)-150-x-75-92(252)

 

【元構築からの変更点】

げろりんくんの構築を一部改変して使用した。

gerorinpoke.hatenablog.com

 

1. エースバーンドラパルトカプ・レヒレ

完成度の高い基本選出3匹は元構築のまま使用

 

2. ポリゴン2ジバコイルドサイドン

残り3匹を対面性能が高い型に変更した

ポリゴン2 HBトレース → HCダウンロード

ジバコイル HCアナライズ → CS頑丈

ドサイドン ラムの実 → 命の珠

 

【選出】

ドサイドン以外の5匹から刺さりの良いポケモンを選出した。

初手のスカーフレヒレはあまり強くないので、初手選出はしなかった。

受けサイクルにのみドサイドンを選出した。

 

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