こんにちは、すずまるです。
禁止伝説2匹ルールもこのシーズンが最後なので頑張りました。
使用構築は、ヨゾラ氏のS30の構築、える氏のS31の構築を参考にさせていただきました。
【ルール】
シリーズ12
禁止伝説ポケモン2匹使用可能
【結果】
TN sN 最終40位 Rate2017
【使用構築】
【構築経緯】
1.
コンセプトである基本選出3匹から構築スタート
ダイスチルB↑でザシアンの巨獣斬+電光石火を耐えて返り討ちにできるHBゼルネアス
ゼルネアスがジオコントロールを積む前にザシアンと対面してしまった時の引き先になり、高耐久&高速アタッカーでもあるスカーフホウオウ
ホウオウが倒し損ねたザシアンを削りきるための先制技を持ち、対面性能が高い珠ミミッキュ
2.
基本選出ではカイオーガに勝てないため対策が必要
ラッキーやナットレイでは珠カイオーガが受からないので、水無効枠としてHDトリトドンを採用
3.
ムゲンダイナやホウオウ絡みのサイクルを破壊できる枠としてチョッキドサイドンを採用
サンダー、ルギア、ゼクロムなどにも強い枠として活躍した
4.
ほぼ全ての日食ネクロズマに勝てる枠としてHBテッカグヤを採用
ランドロス、ナットレイ、バンギラスなどの相手をすることもあった
5. →
配信者のミーシー氏が貯水ヌオーを使っているのを見て、水無効枠をトリトドンからヌオーに変更
構築にヌオーがいるおかげで、初手のゼルネアスザシアン対面でワイルドボルトを押される回数が激減した
完成
【個体紹介】
● ゼルネアス
HB: ダイスチルB↑で特化ザシアンの巨獣斬+電光石火をほぼ耐える
(巨獣斬348〜412ダメージ、電光石火24〜29ダメージ)
S: ジオコントロール後にS実数値181までのスカーフ黒バドレックス抜き
元ネタは、シグマ氏のS29のHBゼルネアスである。
ザシアンをダイスチルB↑で突破した後、裏に負荷をかけて最低でも1.5匹倒せるというコンセプトだが、ザシアンの巨獣斬+電光石火を耐えた後に上からスカーフ黒バドレックスのアストラルビットで倒されて負ける試合が何度もあったため、ほとんどのスカーフ黒バドレックスを抜けるまでSを伸ばした。
また、構築単位でホウオウが重かったため、有利対面でジオコントロールを積めればホウオウごと貫けるように雷を採用した。対ザシアンカイオーガなどでは、雷採用のおかげで勝てる試合もあった。ドレインキッスは採用していれば打つこともあったが、勝敗に影響する試合はほぼ無かったため、不採用でもあまり困らなかった。
初手ダイマポケモン(ランドロスなど)や初手に来ることが多いウーラオスに強いため、初手性能がとても高いポケモンだった。
日食ネクロズマとナットレイに関しては突破が困難である。それらがいる構築には無理に通そうとせず、選出するとしてもきついポケモンの対策枠としての役割に留めた。
● ホウオウ
A: B無振りザシアンに聖なる炎が152〜182ダメージ
S: スカーフ込みで最速黒バドレックス+1
H: 余り(3n+1)
ザシアンに強いだけでなく、汎用性が高い高耐久&高速アタッカー。高耐久と再生力のおかげで、ある程度受け出しが可能。ザシアンをワンパンするのは厳しいが、ミミッキュやゼルネアスで削りを入れれば倒すことができる。
初手に出してサンダーなどの特殊アタッカーと対面してしまった場合、光の壁を貼ってから裏に引く動きができた。
最初はスカーフカイオーガと同速勝負ができるという理由でASぶっぱで使用していたが、そんな状況は一度も起こらなかった。耐久を少し振ることで、ダイマックス時に特化水ウーラオスの水流連打+アクアジェットをほぼ耐えることができた。
ゼルネアスがメタモンにコピーされた際の対策枠としても活躍した。
● ヌオー
HB: 特化ザシアンのじゃれつく最高乱数切り耐え
D: 余り
カイオーガ対策枠。相手の構築によってはウオノラゴン受けとして選出することもあった。他の水無効枠と比べると数値は劣るが、ヌオーであることにメリットがあった。
メリット1点目は、カイオーガの水技を必ず1回は透かせることである。トリトドンを使っていた時は、初手からトリトドン交代読みの行動をされることも多かった。ヌオーを採用してからは必ず1回は水技を透かすことができ、安全に欠伸ループに持ち込むことができた。ヌオーを倒すことを優先して相手がポケモンを眠らせてきた場合、ジオコントロールの起点になり、ゼルネアスと非常に相性が良かった。
メリット2点目は、構築内のザシアン受けをヌオーだと誤認させられることである。トリトドンを使っていた時は、初手にゼルネアスザシアン対面ができてしまった際に、ホウオウ交代に合わせてワイルドボルトを押されて負けに直結する試合が無視できない数存在した。ヌオーを採用してからはその回数が激減し、ホウオウ交代の安定感が高まった。
残飯瞑想カイオーガの身代わりを壊すために、のろいを採用している。カイオーガ、ザシアン、水ウーラオスのような選出を、ヌオー1匹で破壊することもあった。
滝登り/のろい/ド忘れ/自己再生のような要塞型も考えたが、急所氷絶対零度に怯えたくないので今回の技構成に落ち着いた。
● ドサイドン
A: 耐久無振りムゲンダイナに地震が乱数1発(81.2%)
HD: 特化ムゲンダイナのダイマックス砲高乱数2耐え(98.1%)、眼鏡流星群確定耐え
ムゲンダイナやホウオウ絡みのサイクルを破壊する枠。元々は剣舞ランドロスの採用を考えていたが、ムゲンダイナの眼鏡ダイマックス砲でワンパンされてしまうため、アタッカー型と耐久型のムゲンダイナの両方に有利を取れるポケモンを採用する必要があった。
1. アタッカー型ムゲンダイナに対面でほぼ勝てる
2. 耐久型ムゲンダイナにリフレクター自己再生で粘られても角ドリルを複数回打てる
3. 珠ホウオウのダイマックスに後投げ可能
4. 聖なる炎で火傷してもタイプ一致岩技でホウオウに勝てる
以上の4点からチョッキドサイドンを採用した。
また、サンダー、ルギア、ゼクロムなどに強い枠としても活躍した。炎のパンチを採用することで、よく選出されるナットレイにも強くなった。
● テッカグヤ
S: 60族やミラー意識
HB: 余り
日食ネクロズマに後投げして、宿木の種身代わり守るをするポケモン。ロックブラスト非採用ネクロズマにはTODをしかけ、ロックブラスト採用ネクロズマは火炎放射やダイバーンで倒す。
残飯と宿木回復のおかげで、サイクルを回されても日食ネクロズマに何度も後投げできる点が強かった。交代先にも宿木の種が入るため、有利なサイクルを回すことができた。
ランドロス、ナットレイ、バンギラスなどの相手をするために選出することもあった。
● ミミッキュ
意地AS
A: B無振りザシアンに影打ちが35〜43ダメージ
ザシアンに削りを入れるための先制技を持ち、対面性能が高いポケモン。黒バドレックスに強いところも良い。火力が欲しいため意地っ張りで採用したが、Sの遅さはほとんど気にならなかった。
ゴーストダイブのラグをデメリットに感じることの方が多かったため、シャドークローを採用した。
型破り効果の技や特性を持つポケモンに気を付ければ、非常に強いポケモンだった。
【選出】
基本選出
()→選出
→選出
→選出
【後語り】
禁止伝説2匹ルールの最後に結果を残すことができてとても嬉しいです。
レート2000で保存しようとしていた僕を鼓舞してくれた林氏、貯水ヌオーを使うきっかけをくれたミーシー氏、いつも通話に付き合ってくれる牧場のみんな、とんこつはうすのみんな、本当にありがとうございました。
応援してくれた皆さんもありがとうございました。
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